Maison Martin Margiela “Artisanal” S2012

メゾンマルタンマルジェラの、言わば”オートクチュール”ライン。
アーティザナルという名が表す通り、職人芸とも言える領域にまで高められた一点物たちのショーです。




シャンパンのラベルで埋め尽くされたブーツ(ちょっとクリムトっぽい)や、マクラメで編まれたジャケットは圧巻の出来ですね。浴衣風に襟がなく腰で止めるようになっているジャケットが多く見られたのも印象的でした。



ファッションは女性にとって大きなアピールポイントの内の一つだと思います。
女性にとっての武器をデザインするというフィールドに居るいわゆるファッションデザイナーの人々は、女性の権利上昇を謳い、男らしい洋服を着せたり、パワフルなフォルムの洋服を生み出したりします。つまり、”女性が強くなれる”デザインを与える事で、あるべき女性像の模索を行う訳です。
しかし、今回のこのマルジェラのショーは何だか違う気がしました。
むしろ、女性のみが持つ種類の浅はかな部分を誇張することで、女性という像を浮き彫りにし、男性との差を強く訴える事で、独立性(=関係に反抗できる力)を表現したように僕には思えました。
Illesteva
季節外れですが、サングラスの話題。
Ray-BanもCazalも良いとは思いますが、今最も洗練されているのはIllesteva-イレスティーヴァのサングラスなのではないかと思っています。
アイウェアには疎いもので、あまり、チェックもしていなかったのですが、偶然ショッピングサイトで出会った”Le steel”には衝撃を受けました。

なんと美しく、個性的で、洗練されたフォルムでしょう。ボストンフォルムというアイコニックな形状を取り入れつつも、薄い金属でシャープに仕上げたあたりに、とても感動しました。これに惚れてしまった僕は、少しイレスティーヴァについて調べてみました。


どうやら、Band Of OutsidersやOpening Ceremonyともコラボレーションを行っていたようです。このブランド自体、設立してまだ日が浅いので、徐々にファッション界に認められてきたということでしょうか。 やはり、何処も注目しているのでしょう。
また、定番モデル”Leonard”を愛用している人物に、M.I.A.が挙げられていることにも驚きました。

憧れのアーティストと意外にも趣味が被ったりすると、嬉しいものですね。
via Illesteva / Style.com / Colette.fr
Jenny Fax S2012

ミキオサカベの片腕、シュエ・ジェンファンのブランド”Jenny Fax”。まさかここまでの表現力があるとは…本当に驚きました。



歪んでしまった価値観から生まれる憧れ、性への目覚め、スクールカースト。テーマは”思春期の歪み”といったところでしょうか。
まるで制服の様なプリーツスカートや、真っ白い靴下に革靴。表面上は、さも”普通”に振る舞うけれど、本当は、あの漫画のヒロインみたいになりたいし、ドレスだって着てみたい。はたまた、クラスで権力を握りたいし、あんな奴消えてしまえと念じている。
実は、ショーの直前にこんなインスタレーションが”非公開で”行われました。
Jenny Fax S/S COLLECTION from TOKYO FASHION FILM on Vimeo.
そう、”いじめ”です。

少女の持つ残酷性を最大限にクローズアップし、それを明かさないまま、陰湿にショーは始まる。この強い”負の感情”こそが、Jenny Fax最大の武器であると思います。

女子中高生の混沌とした”夢”と”日常”が撹拌され、負の感情で形作られた一つ一つの作品は、どれを取っても、Jenny Faxそのものです。
今回のメンズパリコレクションは昨シーズンのメンズに強く見られたクラシック回帰が余波を残しながらも、スポーティーな要素が台頭してきました。
シャツ、スラックス等、フォーマルにおいて定番であったものにスポーツウェアのようなディテールや、素材を当てはめたり、またはフォーマルな素材でスポーツウェアを作るなどという発想は、今後のストリートにも大きな影響を与えるのではないでしょうか。


Jil Sander S2012RTW

Henrik Vibskov S2012RTW

Paul Smith S2012RTW


Moncler Gamme Bleu S2011RTW
そして今回のこのトレンドを象徴しているともいえるのがドリス・ヴァン・ノッテン
非常に高い完成度であると思います。






Dries Van Noten S2012RTW
年齢的にそれはちょっと…という方は、素直にクラシックとスポーツのミックスを楽しんでみるのも良いかもしれません。

Henrik Vibskov S2012RTW

Moncler Gamme Bleu S2011RTW
男子諸君に短パンは欠かせないから足の毛剃っておこうね
Karlie Kloss

前期ディオールやエルメスの広告で目にした方も多いのではないかと思います。私はこのモデルが大好きでヤバい。何がヤバいってウォーキングがすこぶる巧い。表現力の幅が素晴らしい、顔がとても端正。いやーヤバい(小学生か)
13歳のときに地元のチャリティーショーに参加したカーリーは、そこで関係者の目に留まり、15歳になる頃には最大手モデルエージェンシー”エリート”と契約。その後間もなくティーン・ヴォーグの表紙を飾る。そして初の正式なランウェイをニューヨークにて経験。カルバンクラインを歩く。

Calvin Klein S208RTW
その後一気にトップモデルとしての花道を闊歩してゆき、同期のパリコレクションでは、V&R、ソニアリキエル、そしてアレキサンダーマックィーン等、誰もが羨むトップブランドのショーに続々参加。こんなモデル放っておかない訳も無く、イタリア版、日本版のヴォーグが彼女のページを設けた。

Jason Wu F2008RTW

Sonia Rykiel S2008RTW
その後ビッグメゾンを中心に引っ張りだこ状態に。今最も勢いのあるモデルの一人と言える。紆余曲折を経て、現在はネクスト・モデルズに所属している。デビューシーズンからこれだけのビッグメゾンに出演しているのだからすごい事であるが、彼女の一番の魅力は、常に進化を続けているという事だ。バレエ経験からくる姿勢の良さ、ウォーキングの美しさ。それらを土台に美しくなり続ける彼女をあと何度ランウェイ上に臨むことが出来るだろうか。モデルというものは露出が激しくなればなるほど短命になる。飽きられてしまうのだ。しかしこれだけの登場回数を誇っていながら、未だにビッグメゾンの熱心な支持を得ているという事が彼女のモデルという職業に対する意識の高さを証明している。
~カーリーの活躍を振り返る~

Alexander McQueen F2008RTW

Gareth Pugh S2009RTW

Issac Mizrahi F2009RTW

Prada S2009RTW
ヨウジかと思ったらプラダだった

Givenchy F2009C

Lanvin S2010RTW

Chanel S2010RTW

Alexander McQueen S2010RTW
このショーがきっかけでコレクションに興味を持ち始めました

Oscar de la Renta F2010RTW

Alexander McQueen F2010RTW

Alexander McQueen S2010RTW
もうめちゃくちゃ好きです。握手会とかあったら行きます。情報提供お願いします