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Jenny Fax S2012

ミキオサカベの片腕、シュエ・ジェンファンのブランド”Jenny Fax”。まさかここまでの表現力があるとは…本当に驚きました。



歪んでしまった価値観から生まれる憧れ、性への目覚め、スクールカースト。テーマは”思春期の歪み”といったところでしょうか。
まるで制服の様なプリーツスカートや、真っ白い靴下に革靴。表面上は、さも”普通”に振る舞うけれど、本当は、あの漫画のヒロインみたいになりたいし、ドレスだって着てみたい。はたまた、クラスで権力を握りたいし、あんな奴消えてしまえと念じている。
実は、ショーの直前にこんなインスタレーションが”非公開で”行われました。
Jenny Fax S/S COLLECTION from TOKYO FASHION FILM on Vimeo.
そう、”いじめ”です。

少女の持つ残酷性を最大限にクローズアップし、それを明かさないまま、陰湿にショーは始まる。この強い”負の感情”こそが、Jenny Fax最大の武器であると思います。

女子中高生の混沌とした”夢”と”日常”が撹拌され、負の感情で形作られた一つ一つの作品は、どれを取っても、Jenny Faxそのものです。
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